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No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真、絵画などについても感想などを述べていけたらと思っています。

ゼミ発表は難しい

本日のゼミ発表にて、木下惠介の『カルメン故郷に帰る』(1951)について報告しました。今回はスケジューリングを失敗してしまい、おそらく過去4年で一番ひどいプレゼン内容でした。 カルメン故郷に帰る デジタルリマスター - YouTube 私はゼミ発表の際は必…

HOME(2015)と『美女と野獣』(1991)

夏期休暇が終わり、後期の授業も先週から始まった。今期の学部生/修士向けの映画学授業の初日では、ティム・ジョンソン監督のHOME(2015、日本未公開)が紹介された。アメリカでDVDが最近発売されたばかりだ。主人公のひとりである宇宙人Ohがちょっとブサイ…

集中講義で観た映画

先週金曜日から本日までに4日間で15コマあった集中講義を終えた。講師は谷川建司先生。講義の主な検証対象は映画評論家の岩崎昶で、今回は彼が論じた映画群から数本を実際に見て、論評と照らし合わせて議論した。講義で観た映画を書いておく。 レニ・リーフ…

フランス語:冠詞と定冠詞

フランス語初等クラスを受講してから早くも二ヶ月が経ち、段々と難しくなってきた。復習の意味も込めて、このブログでもフランス語について書いていこう。 まず、英語とは違い、フランス語の名詞は男性(masculin)と女性(féminin)に分かれ、それぞれ単数…

Postwar Japan in Film: 8th week

"Postwar Japan in Film"の第八週目授業では、周防正行『Shall we ダンス?』(1996年)を通して、1980、1990年代の特に団塊世代のサラリーマンブルーや趣味について議論した。 映画の予告編はこちらから。 Shall We Dance? (1996) trailer - YouTube 2004年に…

Postwar Japan in Film: 7th week

"Postwar Japan in Film"の第七週目授業は、伊丹十三『マルサの女』(1987年)を取り上げて、「この映画に登場するヒロインはどのようにして誕生したのか」という問いを中心に議論した。 『マルサの女』を未見の方はこちらから。 マルサの女 ー 伊丹 十三 - …

Postwar Japan in Film: 6th week

今週の"Postwar Japan in Film"の授業は、森田良光の1983年作品『家族ゲーム』(すばる文学賞を受賞した本間洋平の原作は1981年発表)を取り上げて、戦前から戦後にかけての日本の教育システムの変化、そして1980年代、1990年代における教室という空間の変化…

Postwar Japan in Film: 5th week

同志社大学で開講されている"Postwar Japan in Film"も今週で5週目を迎えた。四週目にあたる週は、僕はサンフランシスコへリサーチに行っていたため参加することが出来なかったが、土本典明監督の『水俣 - 患者さんとその世界』(1971年)を上映した。GWのた…

Postwar Japan in Film: 3rd week

"Postwar Japan in Film"第三週目は、小津安二郎の『お早よう』(1959年)の感想を中心に、戦後日本におけるホワイトカラー中流階級(middle-class)のconsumerismとmidle-class consciounessについて議論した。1955年以降、日本の経済成長期に日本家族にとっ…

Postwar Japan in Film: 2nd week

"Postwar Japan in Film"の第二週二回目の授業は、今村昌平『豚と軍艦』(1961年)の感想を中心とした議論を行なった。1945年から1952年まで続いたthe Occupationの後、日本映画は戦後日本社会における日本人とアメリカ人をどのように表象したのか。 授業で…

フランス語学習を始めました。

博士後期課程では第三外国語としてフランス語を勉強しようと決心し、昨日から京都大学の一回生向けに開講されているフランス語初等レベル授業の聴講を始めた。 日本映画研究をしているのになぜフランス語なのか。英語に加えて新しい言語も学びたい!という気…

Postwar Japan in Film: 1st week

今週から同志社大学にてスタンフォード大学が開講しているPostwar Japan in Filmの授業が始まった。担当は、Peter Duus教授だ。 授業は少人数制をとっており、聴講生である京都大学からの大学院生2名を含め、全員で10人の学生がいる。それぞれの専攻は、英文…

スタンフォード大学の授業聴講@同志社大学

同志社大学にはStanford Japan Centerと呼ばれるスタンフォード大学との提携授業を提供するプログラムがあり、四月から三ヶ月間、「Postwar Japan in Film」という授業を聴講することになった。 授業に参加する大学生は皆2回生くらいの年齢で、今日実施され…