博士後期課程での研究も三ヶ月が過ぎた。この期間で残念ながら一本も論文を書くことは出来ていないが、今後の研究の方向性は見えてきている。この夏休み中は資料集めをするために、下記の二つの場所へ行ってみたいと考えている。
1. 木下恵介記念館
http://www.hcf.or.jp/facilities/kinoshita/
木下恵介が生まれ育った浜松にある木下恵介記念館には、木下恵介作品や木下自身に関する資料が収蔵されているようだ。この記念館のホームページに行けば、木下恵介の経歴や作品についても知ることが出来る。
私がこの夏に木下恵介記念館へ訪れたいと考えている理由は、この記念館に木下が撮影したホームムービーが収蔵されているからだ。貴重な16ミリフィルムであるため、実際に視聴できるかどうかは分からないが、せめてフィルムの内容について詳細を教えてもらいたい。
2. 『二十四の瞳』映画村@小豆島
http://www.24hitomi.or.jp/kinoshita/
壺井栄原作をもとに製作された『二十四の瞳』(1954)が撮影された小豆島にある映画村。映画が実際に撮影されたロケーションに行くことで、監督や俳優らが見て感じたであろうことを経験することも研究の一部として重要だと思う。