No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真などについても感想などを述べていけたらと思っています。

小野智恵『ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス ニュー・シネマ時代のスタイル』の参考文献からメモ

研究室の先輩、小野智恵さんが出版された『ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス ニュー・シネマ時代のスタイル』をようやく読み終えた。映画技法や音響からアルトマン映画と古典的ハリウッド映画の差異を細かく検証していく試みから、とても多くを学んだ。同時に、参考文献表から気になる文献が三つあったので、今回はそちらを紹介したい。ボードウェルとエルセサーのものはすでに読んだことがある。

 

Belton , John. "The Bionic Eye: Zoom Esthetics." Cineaste 11, no. 1 (1980).

http://www.peterasaro.org/courses/Studio/Belton,%20Bionic%20Eye%201980.pdf

 

Bordwell, David. "Intensified Continuity: Visual Style in Contemporary American Film." Film Quarterly 55, no. 3 (spring) (2002).

http://www.peterasaro.org/courses/Studio/Belton,%20Bionic%20Eye%201980.pdf

こちらはネット検索すれば、他のダウンロード先がすぐにヒットする。

 

Elsaesser, Thomas. "Tales of Sound and Fury: Observations on the Family Melodrama." Monogram 4 (1972).

http://thoughtandimage.org/wp-content/uploads/sites/3/2012/10/Elsaesser.pdf

「響きと怒りの物語 ファミリー・メロドラマへの所見」石田美紀加藤幹郎訳、『「新」映画理論集成1. 歴史/人種/ジェンダー』(フィルムアート社、1998)所収。