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No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真などについても感想などを述べていけたらと思っています。

SCMS2017から帰ってきました。

シカゴで開催されたSCMS2017への参加を終え、二日前に帰国しました。SCMSには修士のころから入会していましたが、参加・口頭発表をしたのは今回が初めてでした。

 

発表は初日、しかも僕は一番最初の枠(10:00~11:45)の一番最初の発表順を任されていたため、緊張しっぱなし。でも同時に、誰の発表も聞いていない状態だったので、自分のやりたいようにやろう!とただただ大きな声でゆっくり喋ることを心がけました。SCMSの会場はマイクがないことが多いらしく、それも当日まで知らなかったのが幸いでした。知っていたら、たぶんもっと緊張していたかもしれません。

 

発表は原稿を読む形を選びました。行きの飛行機の段階では、原稿は10頁半ほどあったんですが、20分では8頁がMAXと助言を受けて急いで書き直しました。もともとは映画作品を4本取り上げて話をするつもりでしたが、結局は一番話をしたかった1本に絞り集中して論じることにして正解でした。学会全体を通して他の参加者の発表をたくさん聞いたんですが、みなさん原稿を読んでいました。パネルとパネルの時間が押し合うこともなく順調に毎日進んでいたので、やはり原稿を使ってきっちり時間制限の中で発表することの重要性を改めて気づかされました。

 

たくさんのパネル発表を聞いて、まだ十分に消化しきれていないのでメモを整理していきます。

 

今回、木下千花先生とミツヨ・ワダ・マルシアーノ先生にたくさんの日本映画研究者に紹介していただきました。なかでも、メディア・ミックスに関する著書のあるマーク・スタインバーグさんと初日から話ができたのが嬉しかった。アレックス・ツァールテンさんとの共編で、日本のメディア理論に関する文献が最近発売されています。この春からの読書会で使いたい。

 

Media Theory in Japan

Media Theory in Japan

 

 

他の学会でも同じだと思うんですが、最終日前に各出版会社の本が30~50%割引セールになります。普段25〜30ドルする本が10ドルで買えたりするのでかなりお買い得。僕も調子に乗って10冊買ってしまったので、その一部も載せておきます。

 

Queer Game Studies

Queer Game Studies

 

ゲーム好きにはたまらない。しかも、クィアの視点を導入することで何が論じられるのか。少しずつ読み進めていきます。

 

Pink 2.0: Encoding Queer Cinema on the Internet

Pink 2.0: Encoding Queer Cinema on the Internet

 

 ずっと気になっていた本。ブースで見つけて即買いました。

 

Buffoon Men: Classic Hollywood Comedians and Queered Masculinity (Contemporary Approaches to Film and Media Series) (English Edition)

Buffoon Men: Classic Hollywood Comedians and Queered Masculinity (Contemporary Approaches to Film and Media Series) (English Edition)

 

 この本はハリウッドのアクション映画に関する論文で引用されていたのを見かけてから気になっていました。春からハリウッド映画について授業をするので、その資料の一つに購入。