No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真などについても感想などを述べていけたらと思っています。

2022.07.20

 前回のエントリーで書いた研究費の一部が配分された。先週末はこの研究費をどのように、いつの時期に使用するかを考えていたから、早速、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを発注依頼にかけた。

 

 

 僕が担当する授業では映画史を扱っているため、映画制作は行うことはないのだけれど、これからどういうタイミングでインタビューを映像に残すかも知れないし、ドキュメンタリー映画や物語映画を短編でも撮っちゃおう!と思うかも知れないから、シネマカメラを研究室へ導入することにした。そのうちYouTubeかVimeoに映像をアップできるように色々撮っていきたい。

2022.07.18

 今日は朝から一本会議をこなし、その後は洗濯物をしつつ、仕事関連のメールを返した。休日にメールを返すなよ...と反省しつつ、思い立った時にやっておかないと忘れてしまう/返信するのが億劫になってしまう性格なので可能な範囲で返事を出した。面倒そうなのは平日に返そう。

 明日までにやらないといけないことの一つに今年から追加で支給を受ける研究費用に経費をいろいろと計上する作業があった。「「基盤研究(C)」及び「若手研究」における独立基盤形成支援(試行)」という科研費で、かなり応募内容に制限があったものの、助成金獲得に向けたオフィスから声をかけてもらい、ダメもとで出したら採択された。人文系からするとかなりの高額で驚いているんだけど、研究室の整備に使えるのでしっかり使わせてもらおうと思っている。

 

2022.07.17

 久しぶりに戻ってきた。何か書こう、書こうと思うたびに足(手?)が遠のいたり、他のことに専念していた。ここで書くと何か浮かぶこともあるし、少しずつ戻ってきたい。

 単著を出してから3ヶ月が経って、ちょっとずつ読書後の反応が届き始めている。自分が何かを書くことに価値があるんだろうかと悩んだこともあったが、木下惠介の姪御さんとお話したり、浜松の木下惠介記念館やDQのマーガレットさんとの対談イベントを通じて、あぁ書いて良かったなと次第に思えるようになってきたのは良い変化だと思う。2ヶ月後には次の本の原稿を書き上げる必要があるから、単著の宣伝を継続しつつ、きちんと書いていきたい。編集者さんに怒られてしまう...。

 手元にある仕事をメモ代わりに整理しておく。

 

7月中旬 メディア媒体とのインタビュー

7月末  英語論文①修正の締め切り

8月上旬 3000字くらいの論考締め切り

8月末  英語論文②の締め切り

9月末  次の単著原稿の締め切り

10月中旬  口頭発表(x2)

12月末   英語論文③の締め切り

12月末   英語論文④の締め切り

3月中旬 論集寄稿論文(x2)の締め切り

 

こうやって改めて書くと締め切りが重なっているものも多いから、ほんとに毎日少しずつ書いていかないと終わらないな。ここで進捗も刻んでいこう。

単著が出ます。

 ようやく単著『夕焼雲の彼方に──木下惠介クィアな感性』が完成しました。ナカニシヤ出版より3月25日刊行します。ナカニシヤ出版のホームページにて「はじめに」が公開中です。木下惠介映画のお供としてお読みいただけると幸いです。

夕焼雲の彼方に - 株式会社ナカニシヤ出版

 

 

 

2022.02.09

 今日は朝から校務があって大学へ。初めての作業だったから緊張したが、同僚の先生たちが丁寧に説明してくれたのでスムーズに終えることができた。二週間後にある作業の方が大変らしいから作業要項を読んで予習をしておく必要がある。二月は校務と採点であっという間に終わっちゃいそうだ。

 来月末に日活ロマンポルノに関する論文の締め切りがあるため、最近はロマンポルノ作品を見続けている。面白い作品もあるが、ときどき強烈なレイプ、中絶、暴力の場面があるから、続けて観るのがしんどい時がある。ロマンポルノの再評価の動きもある一方で、こういう側面はきちんと見逃さずに再検討していく必要がありそうだ。そろそろ書き始めないといけないから、どんどん観て分析対象の作品を選ばないと。一つずつ、着実にやっていこう。

2022.02.06

 あっという間に2月も一週間終わった。時間の神様、ちょっと急ぎすぎだと思う。

 2月に入り、授業も最終週に入り、採点祭と大学院入試の準備だったり、色々とやることが重なっており、気をつけないとパンクしそうだ。今年になってから、思いついたらすぐに5分でもいいから作業を少しずつやるのを習慣化しようと試みているおかげか、やることは着実に進んでいる気がする。気がするだけかもしれない。

 3月に出る単著の初校ゲラが届いた。一週間前に一部が届き、今日残りのものが届いた。幸い(?)今日は昨日からの雪がすごくてどこにも出かける予定はなかったから、ずっと家で校正作業に励んでいた。そのおかげで一通り全体に目を通すことができたから、次は引用文献の照合を進めながら、細かい点を修正していく。今月末にかけて、あまり楽しくない仕事も待っているから出来るうちにやっておかないと。

2022.01.23

 今日は家でひたすら今週のオンライン授業の準備をしつつ、溜まっていたアニメやドラマを流していた。今週末、1月28日から公開される『前科者』(岸善幸、2022)のWOWOWドラマを6話全部まとめて見た。主演の有村架純も良かったが、2話ごとで語られていく「前科者」を演じる役者がそれぞれ強度のある演技を見せてくれた。映画版も観に行こうかな、と思いつつ、金沢もオミクロン株の陽性者数が増えているので悩んでいる。

 『前科者』と同日に公開される新作『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』も観たい。バーバラ・クリードのThe Monstrous-Feminine (1993)でゾンビが人肉を食べることとアブジェクション(おぞましいもの)の概念について触れられていたのを最近読んだから、ゾンビ映画が観たい。