論文校正についてのメモ
今日、査読に通った論文の再校を提出した。
再校は初校で訂正した部分を確認する程度で、と書いてあったので本当に確認するしかしなかった。指導教官に「加筆修正しても良かったんだよ」と言われ、正直心が揺らいでしまったが、次の論文のことを考えたいので、今回は加筆修正せずに提出を決めた。
校正作業について指導教官から2つ助言を頂いたので書き記したい。
1. 再校で訂正点がある場合、該当箇所に付箋を貼ることで、印刷所フレンドリーになる。
2. 訂正、加筆がある場合は、1に加えて、修正/加筆点リストを作成して一緒に提出することで、校正作業が何倍も簡単になる。
2点目に関しては、先日提出した論考のゲラが戻ってきたら早速試してみる。日本映画学会の『映画研究』に論文掲載が決まったときも、修正/加筆リストを提出したから、要領はなんとなく分かる。分からなかったら指導教官に確認しよう。
以上。
今日の読書は、Queer Screenのイントロ部分。Jackie Stacey and Sarah Street, "Introduction: Queering Screen." 1-18.
Queer Screen: A Screen Reader (The Screen Readers)
- 作者: Jackie Stacey,Sarah Street
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2007/05/17
- メディア: ペーパーバック
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表紙に使われているのは、キンバリー・ピアース(Kimberly Pierce)の『ボーイズ・ドント・クライ』(Boys Don't Cry、1999)で主人公ブランドン・ティーナ(Brandon Teena)を演じるヒラリー・スワンク(Hirary Swank)。