No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真などについても感想などを述べていけたらと思っています。

論文校正についてのメモ

今日、査読に通った論文の再校を提出した。

 

再校は初校で訂正した部分を確認する程度で、と書いてあったので本当に確認するしかしなかった。指導教官に「加筆修正しても良かったんだよ」と言われ、正直心が揺らいでしまったが、次の論文のことを考えたいので、今回は加筆修正せずに提出を決めた。

 

校正作業について指導教官から2つ助言を頂いたので書き記したい。

 

1. 再校で訂正点がある場合、該当箇所に付箋を貼ることで、印刷所フレンドリーになる。

2. 訂正、加筆がある場合は、1に加えて、修正/加筆点リストを作成して一緒に提出することで、校正作業が何倍も簡単になる。

 

2点目に関しては、先日提出した論考のゲラが戻ってきたら早速試してみる。日本映画学会の『映画研究』に論文掲載が決まったときも、修正/加筆リストを提出したから、要領はなんとなく分かる。分からなかったら指導教官に確認しよう。

 

以上。

 

今日の読書は、Queer Screenのイントロ部分。Jackie Stacey and Sarah Street, "Introduction: Queering Screen." 1-18.

Queer Screen: A Screen Reader (The Screen Readers)

Queer Screen: A Screen Reader (The Screen Readers)

 

 表紙に使われているのは、キンバリー・ピアース(Kimberly Pierce)の『ボーイズ・ドント・クライ』(Boys Don't Cry、1999)で主人公ブランドン・ティーナ(Brandon Teena)を演じるヒラリー・スワンク(Hirary Swank)。