『<ポスト3.11>メディア言説再考』出版のお知らせ
法政大学出版局より『<ポスト3.11>メディア言説再考』(ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編)が出版されました。私は中川龍太郎監督作品『Calling』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『四月の永い夢』を喪の映画として分析した論文「喪失と対峙する─震災以後の喪の映画における移動性」を寄稿しています。
この論文は下記二つの口頭発表が元になっています。
・「喪失と対峙する─『走れ、絶望に追いつかれない速さで』を一例に」第13回日本映画学会全国大会
・"Towards the Light: Rise of Independent Filmmaker Ryutaro Nakagawa in Post-3.11 Japanese Cinema." 2018 Annual Conference of the Society for Cinema and Media Studies
喪の映画に関する先行研究でもっとも参考にした文献
Mourning Films: A Critical Study of Loss and Grieving in Cinema (English Edition)
- 作者: Richard Armstrong
- 出版社/メーカー: McFarland
- 発売日: 2012/09/06
- メディア: Kindle版
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本稿で分析した中川龍太郎作品