2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今週のゼミ発表はDavid Leanの『逢びき』が議論の対象となるので、予習のため情報収集をしておく。原作はノエル・カワード(Noel Coward)の『静物画』。 ローラを捉えたキャメラが次第に傾いていくところは毎回ぐっとくる。 Brief Encounter [DVD] 出版社/…
25年目を迎えた東京レズビアン&ゲイ国際映画祭が、今年から名称を「レインボー・リール東京」へ変更した。 今年こそ東京レズビアン&ゲイ国際映画祭へ行こうと思い情報を探していたんだが、まったく何も引っかからずおかしいなーと思っていたら、名前が変わ…
今週の映画学授業ではマキノ正博の『ハナコサン』(1943年2月25日公開、東宝)について論じられる予定で、リーディング課題の一つに紙屋牧子さんの論文「『ハナコサン』(一九四三年、マキノ正博)の両義性:「明朗」な戦争プロパガンダ映画」が挙げられてい…
今学期は同志社大学にて"Film and Animation in Translation: Hollywood and Japan"という授業を聴講している。明日は1920年代から1930年代に製作されたアメリカのアニメーション・ショーツについて議論するらしく、先生から早速YouTubeのリンクを共有しても…
近年は映画研究書ラッシュで、僕が所属しているゼミの先輩方の単著も刊行されている。直近で読もうと思っているものをメモがわりに列挙しておく。 映画と移民 在米日系移民の映画受容とアイデンティティ 作者: 板倉史明 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 201…