No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真などについても感想などを述べていけたらと思っています。

英単語 2020/5/24

1. hullabaloo (n): ガヤガヤ、騒々しさ;騒ぎ a media hullabaloo about ~

2. wayward (adj): (人・性質・態度などが)言うことを聞かない;強情な、わがままな;気まぐれな、むら気な

3. eponymous (adj): 名祖となった

4. callous (adj): 無感覚な;(〜に対して)無感覚で、平気で(to)

5. ulteior (adj): (目的・意向など)(意図的に)隠された、秘めた、裏面の

6. rapport (n): (一致・調和を特徴とした)関係

7. venal (adj): (人が)金で動かされる、買収できる、腐敗した

8. verisimilitude (n): ありそうなこと、真実らしさ、迫真性

9. semblance (n): 外見、外観(of)

10. verbatim (adj): 言葉通りの

11. retrograde (v): 後退する、退化する

英単語 2020/5/20

1. paucity (n): 少数、少量;不足(of)

2. penumbra (n): [疑惑などの]陰影 (of)

3. promulgate (v): <法令を>発布する、公表する;<信条などを>広める、普及させる

4. purview (n): 範囲;権限 (of)

5. recast (v): 金属製品を鋳造し直す;(劇などの)配役を変える

6. brunt (v): (攻撃などの)矛先(of)

7. solace (n): 慰め、慰安、慰めになるもの

8. deplete (v): (勢力・資源などを)使い尽くす、枯渇させる

9. censorious (adj): (検察官のように)批判的な、口やかまし

10. sequester (v): (...を)隔離する、隠退させる、仮差し押さえする

11. greenlight (v): ...にゴーサイン(許可)を出す

12. elongate (v): (もの・時間などを)延長する、引き延ばす

13. adroitly (adv): 巧みに、器用に

14. adroit (adj): 器用な;機敏な、巧みな;(...に)器用で、巧みで at, in/  an adroit answer 気の利いた答え

最近、少しだけ本を読むのが楽しくなってきた。

 映画研究を生業としているので、「『日頃から映画作品だけでなく、本もたくさん読んでいる』と言ってみたい」と、この半年くらい毎日のように思ってきた。「一年間でどれくらいの映画を観るか?」と聞かれれば、それなりに観ている方だとは思うが、それでも本当にたくさん観ている人たちには本数で競っても仕方がない、と大学院のときに悟った。映画研究をするためには同じ作品を何度も何度も観るため、他の作品を観るために使える時間が限られている場合も多いからだ。

 

 「どれだけ本を読んできたか?」と自分に問いかけると、下を向いて誰とも目も合わせたくないくらい、この半年ほど全くと言ってよいほど集中して本を読むことができなかった。というか、小説なりエッセイなり、一冊の本を最後まで読むことができなかったと言う方が正しいかもしれない。本は読みたいけれど、本を読みたくない。そんな毎日の繰り返しだった。

 

 新型コロナウィルスの感染拡大予防のため、四月から在宅勤務が続いている。「やった、これで時間ができるぞ。本が読める!」と最初は思ったが、そう上手く物事は進まない。在宅勤務で少しずつ昼夜逆転の生活になり、期待していたほど本や映画に手が出せない日々が続いていた。ただ、最近、少しだけ本を読むのが楽しくなってきた。

 

 さくらももこのエッセイ集『もものかんづめ』を読み、ウィリー・ヴローティンの『荒野にて』を映画化作品を観ながらちょこちょこ読み、韓国ドラマ『キングダム』にハマりながらクォン・ヨソンの短編集『春の宵』をうーんとなりながら読んだ。ここまで読むと、少しずつ調子に乗り始め、話題になっていた『ぼそぼそ声のフェミニズム』、『男らしさの終焉』、『足をどかしてくれませんか』なんかをサクサク読むことができた。この勢いで積読をどんどん消化したいが、新刊で気になるものもたくさんあるし、どうしたもんかと思っている。

 

 でもようやく、本当にようやく少しずつだが本を読む楽しさが戻ってきて嬉しい。

 

もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

 

荒野にて

荒野にて

 

 

春の宵 (韓国女性文学シリーズ4)

春の宵 (韓国女性文学シリーズ4)

 

 

ぼそぼそ声のフェミニズム

ぼそぼそ声のフェミニズム

 

 

男らしさの終焉

男らしさの終焉

 

 

 

Netflixオリジナル『最高に素晴らしいこと』について記事を書きました。

 ジェニファー・ニーヴンの小説『僕の心がずっと求めていた素晴らしいこと』(All the Bright Places)を原作としたNetflixオリジナル映画『最高に素晴らしいこと』の批評記事をwezzyに書きました。主演のエル・ファニングがプロデューサーの一人として参加した青春恋愛映画で、本稿では本作を喪の映画(mourning film)の一つとして読み解いています。

 

wezz-y.com


ALL THE BRIGHT PLACES Trailer (2020) Elle Fanning, Romantic Netflix Movie

 

 喪の映画に関してはリチャード・アームストロングの書籍がオススメ。

 

本稿で言及した中川龍太郎作品については、『<ポスト3.11>メディア言説再考』に寄稿した「喪失と対峙する──震災以後の喪の映画における移動性」で分析しています。

〈ポスト3.11〉メディア言説再考

〈ポスト3.11〉メディア言説再考

  • 発売日: 2019/02/25
  • メディア: 単行本
 

 

『ユリイカ』2020年4月号 特集グザヴィエ ・ドランに寄稿しました。

現在、『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が公開中のグザヴィエ ・ドラン監督の特集が『ユリイカ』2020年4月号で組まれました。

 


3/13(金)公開!『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』予告

 

僕は「ドロシーの友だち同士の往復書簡」という題名で寄稿しています。

 

 

 

 

 

英単語 2020/03/16

Quick TakesシリーズのTransgender Cinemaを読んでいて、「これはどういう意味だっけ」と悩んだ単語をメモしておく。

 

retrograde (v):後退する、退化する

conflation (n): 混在、一緒くたであること

coalesce (v): 癒合する、合体する

invocation (n):祈り、まじない、実施、(法の)発動

inderminacy (n): 不確定性

elusiveness (n):掴む・拘束することが難しい性質

resurgent (v): 生き返る、再起の

recuperate (v):回復する

dappled (adj):まだらの

copulation (n):性交、交尾

axiomatic (adj):公理の(ような)、自明の

volatility (n):揮発性、落ち着きのない性質、移り気

endemic (adj):風土性の、(〜に)特有で

 

Transgender Cinema (Quick Takes: Movies and Popular Culture)

Transgender Cinema (Quick Takes: Movies and Popular Culture)

 

 

『きのう何食べた?』はホームドラマなのか?

テレビドラマ版『きのう何食べた?』のプロデューサー、阿部真士のエッセイ「受け手の"いま"に寄り添いたい」(『民放』2020年3月号、44-45)を読んだ。現在関わっている企画で『きのう何食べた?』を扱っているので、興味深く読んだ。

 

以下、疑問に思ったことのメモ

・阿部は『きのう何食べた?』をホームドラマとして論じるが、果たして『きのう何食べた?』はホームドラマなのか? 1940年代末に大映の戦略で登場し、1950年代には松竹の、そしてテレビの登場後はテレビドラマの一大ジャンルとなったホームドラマと同じ枠組みで、『きのう何食べた?』を語ることができるのだろうか?

・「テレビに『安心』を求める視聴者へ」という節の中で、『きのう何食べた?』が令和時代の視聴者に向けた、「安心」を意識したドラマを目指したと書かれている。よしながふみの料理漫画を原作とした本作、ゲイのカップルの同棲生活を描いた本作を「安心」してみることができるように作ったという趣旨は、客観的に分析しなければならない。なぜゲイのカップルの生活が「安心」して見られなければならないのか? その背景にある政治性を見過ごしてはならない。

 

最近、wezzyに『きのう何食べた?』に関する短い論考を書いた。

wezz-y.com