Netflixオリジナル『最高に素晴らしいこと』について記事を書きました。
ジェニファー・ニーヴンの小説『僕の心がずっと求めていた素晴らしいこと』(All the Bright Places)を原作としたNetflixオリジナル映画『最高に素晴らしいこと』の批評記事をwezzyに書きました。主演のエル・ファニングがプロデューサーの一人として参加した青春恋愛映画で、本稿では本作を喪の映画(mourning film)の一つとして読み解いています。
ALL THE BRIGHT PLACES Trailer (2020) Elle Fanning, Romantic Netflix Movie
喪の映画に関してはリチャード・アームストロングの書籍がオススメ。
Mourning Films: A Critical Study of Loss and Grieving in Cinema (English Edition)
- 作者:Armstrong, Richard
- 発売日: 2012/09/06
- メディア: Kindle版
本稿で言及した中川龍太郎作品については、『<ポスト3.11>メディア言説再考』に寄稿した「喪失と対峙する──震災以後の喪の映画における移動性」で分析しています。