no. 41『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(大九明子、2025)
さっちゃんがどこかで幸せになっていたらいいな。
no. 42『花まんま』(前田哲、2025)
こってこての人情劇。ええもん見してもらいました。
no. 43『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(呉美保, 2024)
見逃していた作品。終盤にかけたフラッシュバックで見せる母の笑顔の記憶に泣かされた。
no. 44『きゃからばあ』(河瀬直美, 2001)
『につつまれて』の続編として製作されたらしい作品。中根若恵の論文「身体による親密圏の構築女性のセルフドキュメンタリーとしての河瀨直美映画」も併せて読んで欲しい。
no. 45『ボレロ』(ウェズリー・ラッグルス, 1934)
今書こうとしている論文の参照にあったから観た。この時期のハリウッド映画は面白い。
no. 46『街の灯』(チャールズ・チャップリン、1931)
チャップリンはやっぱりいいねぇ。あの物腰の柔らかい身体運動がどこからきたのか、チャップリン研究をちゃんと読んでみたい。
no. 47『鶴八鶴次郎』(成瀬巳喜男、1938)
今書こうとしている論文のために観た。なんとか面白いことが書けそうな気もするが、この作品については木下千花さんや森年恵さんがすでに面白いことを書いているので、何も新規で言えそうにない。川口松太郎の原作も読んだ方がいいかもしれない。
no. 48『俺もお前も』(成瀬巳喜男、1946)
今書こうとしている論文のために観た。成瀬巳喜男の脚本。横山エンタツと花菱アチャコの演技が面白かった。あるシーンの描写がとっても気になっている。あれはどう理解すればええんや。
no. 49『妻』(成瀬巳喜男、1953)
今書こうとしている論文のために観た。原作は林芙美子 『茶色の目』、脚本を井手俊郎が担当している。成瀬映画では意外と男の性欲もきちんと描かれていたんだと再見していて発見が多い。この映画は食の映画でもあるね。台所の汚さを指摘する場面のヒリヒリ感はすごい。三國連太郎の役が鍵っぽい。
no. 50『あらくれ』(成瀬巳喜男、1953)