No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真などについても感想などを述べていけたらと思っています。

『ブエノスアイレス』のレビューを書きました。

 cinraにて、8月19日より開始したウォン・カーウァイ作品4Kレストア版上映に合わせて、『ブエノスアイレス』のレビューを書きました。劇場へ足を運ばれる前、運ばれた後にでもご笑覧いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

 

www.cinra.net

『モンスターズ・インク』についてレビューを書きました。

 VOGUEから依頼を受け、今夜、21時から『金曜ロードショー』で放映される『モンスターズ・インク』に関するレビューを寄稿しました。今夜の鑑賞前、観賞後、あるいは別日に映画のお供にしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

 

www.vogue.co.jp

2022.07.31

 7月が終わる。嫌だ、やめてくれ、終わらないでくれ〜と非痛な願いを込めながら、今日はずっとキーボードを叩いていた。今日締め切りの英語原稿の修正を先延ばしにしながら、所属しているある会議で作成しないといけない担当分の報告書を書いていた。報告書も今日が締め切り。なんでこう締め切りが重なるんだ。そしてなんでいつもこう作業に取り掛かるのが遅いんだ自分! そう突っ込んでも文字数は増えないので、黙々と読んだ論文のメモをもとに報告書を書いている。アイスクリームを3本も食べてしまった。これでは夜中に食べるためのアイスクリームがないから、あとで散歩ついでにスーパーに行こう。その間に報告書の内容を考えればいいだろう。

 7月後半は多忙すぎて心の余裕がなくなっていた感じがする。最近いいことあった?と昨日聞かれたのだけれど、正直何もない。まったく、何もない。せめて毎日大きな声で一回は笑うようにしたい。愛とユーモアを大事にするのが僕のモットーじゃないか。最近は笑いたいなぁと思うたびに、YouTubeにアップされた藤山寛美の舞台を観ている。『大阪ぎらい物語』をお勧めしたい。マジで面白い。


www.youtube.com

2022.07.30

 7月があと1日で終わってしまう。早すぎるぞ、2022年、もっとゆっくりやってもいいぞ、2022年。こう念じながら、抱えている仕事を一つずつ着実に終わらせている。いつ終わるんだろう...と少し挫けそうになるたびにアイスを食べている。7月だけで何本のアイスを食べたか、6本入りアイス2箱以降は数えるのをやめた。キーボードを叩く指の動きだけで大量のカロリー消費ができればいいのに!

 あと一週間で一応の夏休みに入る。「一応」と書くのは会議がなくなるわけでもないし、大半は大学の業務に費やされるので、特に世間の人々が考える「大学の先生は夏休みが2ヶ月もあってようござんすね〜」という体験は今のところ全く味わったことがない。とはいえ、日々の授業準備が減るからその分インプットやアウトプットにしっかりと時間を使うこともできるし、映画を観る時間もさらに増える...はずだ。9月末には次の本の原稿締め切りが待っているので8月は忙しい。しかも、8月末には英語論文の締め切りもある。なんで自分をこんなに追い詰めているんだろう。

 金沢へ来てから忙しくし過ぎたせいか(忙しいのは能力不足なだけなので自慢にならない)、先日大学で受けたストレスチェックで「ストレスが高い」という診断が出た。その理由はなんとなく分かっている。今年からできたダイバーシティ推進機構という組織へ教員として参加し始めたのはいいけれど、聞いていた以上に仕事は多いし、ダイバーシティインクルージョンに対する大学の認識があまりにも低いため、ゲイ男性当事者としては自分の存在もある意味で痛めつけられながら仕事をしている。正直しんどい。そういう負担がストレスになっていたようで、カウンセリングを受ける機会を得られたので来週行ってくる。カウンセリングには学部でもお世話になったし、久しぶりに守秘義務のある環境でなんでも話せるのは良い経験になるかもしれない、と期待している。自分の機嫌は自分できちんと取れる性格だと思っていたけれど、やっぱり自分の存在が大学に取っての「メリット or デメリット」の秤にかけられていると思うと実はかなりしんどかったんだろう。

2022.07.20

 前回のエントリーで書いた研究費の一部が配分された。先週末はこの研究費をどのように、いつの時期に使用するかを考えていたから、早速、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを発注依頼にかけた。

 

 

 僕が担当する授業では映画史を扱っているため、映画制作は行うことはないのだけれど、これからどういうタイミングでインタビューを映像に残すかも知れないし、ドキュメンタリー映画や物語映画を短編でも撮っちゃおう!と思うかも知れないから、シネマカメラを研究室へ導入することにした。そのうちYouTubeかVimeoに映像をアップできるように色々撮っていきたい。

2022.07.18

 今日は朝から一本会議をこなし、その後は洗濯物をしつつ、仕事関連のメールを返した。休日にメールを返すなよ...と反省しつつ、思い立った時にやっておかないと忘れてしまう/返信するのが億劫になってしまう性格なので可能な範囲で返事を出した。面倒そうなのは平日に返そう。

 明日までにやらないといけないことの一つに今年から追加で支給を受ける研究費用に経費をいろいろと計上する作業があった。「「基盤研究(C)」及び「若手研究」における独立基盤形成支援(試行)」という科研費で、かなり応募内容に制限があったものの、助成金獲得に向けたオフィスから声をかけてもらい、ダメもとで出したら採択された。人文系からするとかなりの高額で驚いているんだけど、研究室の整備に使えるのでしっかり使わせてもらおうと思っている。

 

2022.07.17

 久しぶりに戻ってきた。何か書こう、書こうと思うたびに足(手?)が遠のいたり、他のことに専念していた。ここで書くと何か浮かぶこともあるし、少しずつ戻ってきたい。

 単著を出してから3ヶ月が経って、ちょっとずつ読書後の反応が届き始めている。自分が何かを書くことに価値があるんだろうかと悩んだこともあったが、木下惠介の姪御さんとお話したり、浜松の木下惠介記念館やDQのマーガレットさんとの対談イベントを通じて、あぁ書いて良かったなと次第に思えるようになってきたのは良い変化だと思う。2ヶ月後には次の本の原稿を書き上げる必要があるから、単著の宣伝を継続しつつ、きちんと書いていきたい。編集者さんに怒られてしまう...。

 手元にある仕事をメモ代わりに整理しておく。

 

7月中旬 メディア媒体とのインタビュー

7月末  英語論文①修正の締め切り

8月上旬 3000字くらいの論考締め切り

8月末  英語論文②の締め切り

9月末  次の単著原稿の締め切り

10月中旬  口頭発表(x2)

12月末   英語論文③の締め切り

12月末   英語論文④の締め切り

3月中旬 論集寄稿論文(x2)の締め切り

 

こうやって改めて書くと締め切りが重なっているものも多いから、ほんとに毎日少しずつ書いていかないと終わらないな。ここで進捗も刻んでいこう。