No Rainbows, No Ruby Slippers, But a Pen

本ブログでは研究関連で読んでいる書籍、(新作)映画作品の紹介、日々の考察を中心に共有していきます。また、漫画、アニメ、小説、写真などについても感想などを述べていけたらと思っています。

『セックス・エデュケーション』S1について記事を書きました。

2020年1月17日からNetflixでシーズン2が配信開始される『セックス・エデュケーション』についてWezzyで記事を書きました。「精液」と「身体」について着目しています。 wezz-y.com

イベント登壇のお知らせ:国際シンポジウム「文化としてのゴミ」

2020年1月25日と26日、名古屋大学でTCS国際シンポジウム「文化としてのゴミ」が開催されます。初日午後、セッションIの前に新世代パネル「クィア的再考の実践─映画、漫画、文学」があり、そこでディスカッサントを担当することになりました。どんなお話が聞…

彼女は曲がり方を教えてくれた〜西川達郎『向こうの家』(2018年)

シアター・イメージフォーラムにて西川達郎『向こうの家』(2018年)を観た。ツイッターで宣伝イメージを見て気になっていたが、実際のチラシも予告編も事前に見ずに出かけたので、映画が始まってから本作が東京藝術大学大学院映像研究科の修了作品として製作…

からっぽさのなかに滲み出る〜寺田健人「NEW SHELTER?」

写真家・寺田健人の個展「NEW SHELTER?」へ行ってきた。彼の作品はこれまで可能な限り見ていて、今回は「トイレ」がテーマだと聞いてワクワクしながら個展を覗いた。 [展示のお知らせ]9月27日-29日の期間に銀座で展示します。会期は短いのですがオープニン…

野外無声映画上映会「エンパクシネマ 2019」@早稲田大学演劇博物館

来週10月1日(火)、早稲田大学演劇博物館で野外無声映画上映会を開催する。活動写真弁士と生演奏付きで16ミリフィルムを鑑賞できる機会(無料)はなかなかないので、近くの方はぜひ。 --------------------------------- 一夜限りの野外上映。無声映画をライ…

図書館で本を借りてきた 1

図書館で本を借りてくると、時々以前と同じ本を借りてしまっていることがあるので、備忘録代わりにメモしておく。 1. 『LGBTQ+の児童・生徒・学生への支援 教育現場をセーフ・ゾーンにするために』 2.『女たちの声』 3.『生への自由/生からの自由 ポルノグ…

「追悼 映画女優 京マチ子展」開催 @ 早稲田大学演劇博物館

9月28日から長らく休館であった早稲田大学演劇博物館が一部サービスと展示を再開する。今回の開館では、一階の閲覧室と京マチ子記念特別展示室が来館者に開かれることになっている。11月から秋季企画展を控えているが、一足先に京マチ子記念特別展示室にて今…

MacOS Mojave DVDプレイヤー問題の対処法メモ

6年ほど使っていたMacbook Airを買い換えて、最新のMacbook Airを購入した。OSがMojaveになっており、いくつか戸惑った変化の中で一番面倒だった「DVDプレイヤー」問題の対処法をメモっておく。 dvdmediaのVIDEO_TSをMojaveの「DVDプレイヤー」で再生しよう…

英単語/英語表現 2019.08.20

1. genealogy (n): 系譜、系譜学 2. shortcircuit (v):(障害・手続きなどを)避けて通る、避ける;(〜)邪魔する、中断させる 3. dispense with (v): (〜)不要にする、省く 4. dissipation (n):消散、消失 5. tenacity of (n): 不屈、粘り強さ 6. maul (…

寄稿掲載)『ユリイカ』2019年8月号(特集*京マチ子)

7月29日に発売した『ユリイカ』2019年8月号(特集*京マチ子『痴人の愛』『羅生門』『雨月物語』・・・稀代の女優)に、論考「もともと本当のあたしなんていないんだから─『黒蜥蜴』にみる京マチ子/成熟、越境性、矛盾」が掲載されました。 青土社 ||ユリイ…

表象文化論学会第14回大会での口頭発表のお知らせ

2019年7月6日と7日の二日間、京都大学で表象文化論学会第14回大会が開催される。僕は二日目の7日、以下のパネルで口頭発表を行います。 パネル:Capturing Affects in Contemporary Japanese Media: Gendering Death, Politicizing the Personal, and Caregi…

書評掲載のお知らせ エラ・ショハット/ロバート・スタム著『支配と抵抗の映像文化』

2019年6月8日発売の『図書新聞』にエラ・ショハット/ロバート・スタム著『支配と抵抗の映像文化─西洋中心主義と他者を考える』の書評を寄稿しました。すごく分厚く、広い専門知識を問われるので一人で読むのは大変かもしれませんが、読書会や授業で使うのを…

英単語/英語表現 2019.06.09

1. subjugate (v): (〜を)征服する、服従させる、従属させる 2. respite (n): 一時的休止、ひと休み、猶予 3. redoubtable (adj): 恐るべき、あなどりがたい、畏敬の念を起こす 4. caprice (n): 気まぐれ、気まま、むら気 5. as it were: いわば、まるで 6…

日本映像学会第45回大会で発表します(2019年6月2日)。

2019年6月1日、2日に山形大学で開催される日本映像学会第45回大会で口頭発表をします。発表タイトルは「息子/監督としての記憶─木下惠介のホームムービーを分析する」。学会に参加される方からぜひフィードバックをいただければ嬉しいです。 学会プログラム…

2019年4月の刊行論文について

2019年4月、二本の論文が刊行されました。 1. "Still Grieving: mobolity and absnece in post-3/11 mmourning films." Journal of Japanese and Korean Cinema. doi.org/10.1080/17564905.2019.1600695 https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17564…

『<ポスト3.11>メディア言説再考』出版のお知らせ

法政大学出版局より『<ポスト3.11>メディア言説再考』(ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編)が出版されました。私は中川龍太郎監督作品『Calling』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『四月の永い夢』を喪の映画として分析した論文「喪失と対峙する─震災以…

木下惠介映画作品の脚本所蔵状況【早稲田大学演劇博物館】

早稲田大学演劇博物館には映画・テレビの台本が数多く所蔵されている。木下惠介映画作品の脚本所蔵状況は以下の通り。1940年代の作品の脚本はほぼ所蔵なしだが、1950年代のものは『婚約指環』を除きほぼ全て揃っている。1960年代は、木下が松竹を退社する196…

エンパクシネマ vol.2 (2018年)のダイジェスト版を公開しました。

2018年10月8日に早稲田大学演劇博物館で開催した野外無声映画上映会「エンパクシネマ」の様子を撮影した動画のダイジェスト版が公開されました。4分ほどの映像ですが、活動写真弁士の澤登翠さん、山城秀之さん、ピアニストの柳下美恵さんの伴奏を味わうこと…

『老ナルキソス』(東海林毅、2017)

下北沢のDARWIN ROOMで開催された第二回LGBTスタディーズ「多様な性のあり方」 にて、東海林毅監督の『老ナルキソス』を観た。第27回レインボー・リール東京をはじめ、国内外の様々な映画祭で賞を獲得している作品で、昨年からずっと気になっていた。 www.yo…

英単語 2019年2月7日

straddle: 両足を広げる、またを広げて立つ adduce: (〜を)(例証として)挙げる、提示する reminisce: 追憶する、思い出を語る rampant: 激しい、流行する、自由奔放な sediment: 沈殿物、おり indignant: (不正や卑劣な行為に対して憤慨することを表して…

英単語 2019年2月6日

actualize: 現実化する look askew at: 斜めから見る putatively: 推定的に smaciation:憔悴 sublimate: (望ましい行為に)転化する、昇華する acquiesce: (不本意ながら文句を言わないで)(-に)同意する、黙って従う ineffable: 言いようのない congeri…

International Symposium: Excavating Queer Memories through Visual Media and Archive

This week on the 18th of January, we are welcoming filmmaker/ producer Mr. Stu Maddux from the GLBT Historical Society in San Francisco and film scholar Prof. Mitsuyo Wada-Marciano from Kyoto University to our international symposium "Exca…

シネマ歌舞伎『ふるあめりかに袖をぬらさじ』

今日は東劇で歌舞伎演目『ふるあめりかに袖をぬらさじ』のシネマ歌舞伎版を観た。生で演目を観たことがないので比較はできないが、今まで観てきた歌舞伎演目の中で一番面白かった。ライブや演劇のライブビューイングに加えて、ゲキ×シネのように撮影・編集済…

集中講義「人種、民族とジェンダー」を担当します。

9月10日から14日までの五日間、都留文科大学で集中講義「人種、民族とジェンダー」を担当することになった。主な履修生は北欧からの大学生らしく、単位互換を円滑に進めるために、授業外にかなりの課題を出す必要があるらしい。僕の授業では1日1本を見せて、…

memorandum 2018.08.23

This week, I had a chance to see a collection of pictures donated by one art director who worked closely with filmmakers such as Kinoshita Keisuke and Kawashima Yuzo in the 1950s. The photo albums included many pictures with famous faces f…

memorandum 2018.08.18

Two days ago, I attended a study group on queer studies at Doshisha University. I hadn't had a chance to participate in it ever since I moved to Tokyo. But thankfully the work schedule during summer allowed me to return to Kyoto for a few …

Bill Nichols, Introduction to Documentary (Indiana University Press, 3rd Edition, 2017)

UCLAで映画研究をしている大学院生たちから誘いを受け、来年3月にシアトルで開催されるSociety for Cinema and Media Studiesの大会に向けて発表アブストラクトを書いている。今回はメディア研究の先行研究とドキュメンタリー映画理論を用いたパネルを組みた…

映画会社からの上映会用作品貸し出しに関するメモ

10月に職場で無料映画上映会を企画している。その準備に向けて、日本の映画会社に上映会用の作品貸し出しについて問合せを行ったので、今回はその結果を記しておきたい。ここでポイントとなったのは、企画している上映会が野外であること。上映媒体はDVDを検…

いつか彼女なりの綴り方で─『カランコエの花』(脚本・監督・編集:中川駿、2016年、39分)

6月27日、明治大学駿河台キャンパスで開催された『カランコエの花』上映会+トークイベントに参加してきた。 本作は7月14日から20日までの一週間限定ロードショーが決まっている。 『カランコエの花』は2017年度の東京レインボーリール映画祭でグランプリを…

英単語/英語表現 2018年6月26日

cobbler: 靴の修繕屋、不器用な職人 turd: 糞(の塊) per se: それ自体は、本来 maxim: 格言、金言 convolution: 回旋、渦巻き(通常複数形で the convolutions of )、(脳などの)脳回、(議論などの)もつれ、紛糾 commandeer: (兵役に)徴用する、(軍用・公…